半世紀近くを生きてきた中で培ってきた仲間や経験をもとに、生きて来た証に形として私には何が残せるだろうか・・・
以前からずっと心に思っておりました。
そう考えていた私が妻との間に授かった2つの命が『ダウン症』という障害を持った子供達でした。
正直、その現実を受け入れるまでに時間がかかりましたが、毎日我が子を見ているうちに少しずつ我が子の障害を受け入れようという気持ちと同時に、決断と強い決意も生まれてきました。
この子達が、より良い環境で育ち学んでいくことで、健常者の人達と変わりのない条件で生活し、働き、笑顔で過ごせる道筋を私なりに創っていこう・・・と。
仕事の繋がりで、ボランティアで定期的に養護施設の子供達と交流する機会もあり、以前から福祉支援のあり方や関わる方達のお話を聞く機会もあり興味はあったのですが、外から協力をする事しか出来ずにいた私でした。
ですが、子供の障害を素直に受け入れる事をきっかけに自分の思い描く形を『障害者支援』として実現して行こうと決意を決め、私なりに色々学び考え、今回NPO法人つなぐを立ち上げることとなりました。
~人と人とをつなぐ~
~今と未来をつなぐ~
~可能性を見つけ出し新しい世界へとつないでいく~
この思いを柱とし、最初にスタートしたちゃいるどえっぐは『子供の卵(心)を私たちで大事に温めて大空に羽ばたいてもらおう』という気持ちを込めてスタート致しました。
まだまだ経験の浅い私達が、この世界で学ぶ事も沢山あり日々勉強しなくてはならない事ばかりですが、子供達のより良い未来を望み、同じ気持ちで子供達に寄り添ってくれるスタッフと共に、同じ親の立場からもより良い支援を考えられる様にと思っております。